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高野山を開いた弘法大師空海は、鎮護国家の思想をもって世に真言宗を広めました。鎮護国家とは仏教の教えをもって国を護るという考え方です。空海は弘仁14年(823)に嵯峨天皇から国家を鎮護する寺として東寺(教王護国寺)を下賜されました。また、空海は承和元年(834)に仁明天皇に奉じて、宮中真言院にて承和2年(835)正月8日から14日まで国家安泰、玉体安穏などをいのるため後七日御修法を修しました。高野山でも鎮護国家の法会が執り行われていた記録が残っており、また関係する文化財も多数現存しています 。
そこで、秋期企画展では「国を護る神仏」と題して、国家の安泰を祈る法会で祀られた仏様や護国の経典、国を護るために戦いに赴いたとされる神仏の絵画・彫刻を中心に鎮護国家に関わる文化財を多数展示いたします
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