平成17年3月18日文化庁の文化審議会により、竜光院の潅頂(かんじょう)道具類、木造毘沙門天立像の胎内仏(毘沙門天立像)が重要文化財に答申されました。
潅頂道具類は中国明時代のものから平安〜室町時代の制作とみられ、寺伝では弘法大師空海が入唐した折り、師の恵果阿闍梨より真言密教を受法した際の秘密道具とされています。
平成17年4月26日〜5月8日まで東京国立博物館において、新指定展 特別陳列「平成17年新指定国宝・重要文化財」にて展示公開されております。
箱の中の各引き出しには、灌頂の儀式で使用する各種の道具類が納められています。
左:花鳥漆絵竹編箪笥(かちょううるしえたけあみたんす)全体
右:掛金具部分
左:天板部 右:宝冠(ほうかん)
左:開扉状態
右:紅地花鳥入輪違文様天蓋(べにじはなとりいりわちがいもんようてんがい)
2005年3月31日
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