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高野山の歴史の移りかわりとともに沢山の書が高野山に残っております。
空海が24才の時に仏教に入る決意を記した聾瞽指帰をはじめ、京都高雄山寺において灌頂を受けた僧侶および俗人の名を記録した灌頂歴名写、丹生都比売神社から広大な寺領を譲られ、修禅の道場として、高野山を開創するにいたったことを記載した金剛峯寺根本縁起など、書によって高野山の歴史をうかがうことができます。
戦国武将と高野山の関係も深く、有力者の多くと師檀関係がもたれ、高野山への宝物寄進も盛んに行われています。
企画展では、新館第2室に能書家で知られる弘法大師画像と嵯峨天皇画像、高野山と師檀関係がもたれた戦国武将の中から真田幸村画像、武田二十四将図、武田勝頼妻子画像を展示し、第3室では弘法大師の自筆である聾瞽指帰、高野山に伝わる写経類の中から紺紙金銀字一切経、細字金光明最勝王経他、戦国武将の書状など国宝4件、重文3件、県指定1件、未指定17件を展示致します。
書とともに高野山の歴史を感じ取っていただければ幸いです。
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