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絵画(仏画)
- 国宝 仏涅槃図 一幅
- 金剛峯寺 応徳3年 平安時代
釈尊が沙羅双樹の下にて入滅する情景を描くもので、古来より涅槃会の本尊として用いられてきた。
本図は応徳三年(1086年)の墨書銘があり、多くの涅槃図の中で現存最古の作である。またその優雅で気品あふれる表現は、日本仏画の最高傑作と呼ぶに相応しい名画である。
- 国宝 阿弥陀聖衆来迎図 三幅
- 有志八幡講十八箇院 平安〜鎌倉時代
阿弥陀如来を中心に諸聖衆が楽器を奏でながら、往生者を迎えにくる情景を三幅からなる大画面に描いた来迎図の傑作として殊に有名である。
- 国宝 五大力菩薩像(金剛吼)三幅
- 有志八幡講十八箇院 平安時代
鎮護(ちんご)国家を祈る仁王会の本尊として祀られ、もとは五幅揃いであったが、明治21年(1888年)の大火で二幅が焼失し、現在、三幅が伝えられている。
制作年代は平安時代中期までさかのぼるものと思われる。
- 重文 武田信玄像 一幅
- 高野山成慶院 桃山時代
長谷川等伯(1539年〜1610年)の若い時の筆になる武田信玄像である。像主は堂々とした体躯で、剃髪、眉上り眼光鋭く、豊かな口ひげをたくわえ、頬ひげを長くはやし、乱世を戦い抜いた武将の気骨が見事に描出されている。
- 重文 浅井長政夫人像 一幅
- 高野山持明院 桃山時代
浅井長政の夫人お市の方は織田信長の妹で美人の誉れ高かった女性であったが戦国時代の荒波に翻弄された人物としてよく知られている。
本図は浅井家の菩提寺である持明院に浅井久政・長政像とともに施入されたものである。
ご注意
これらの宝物は、常時、展示されているわけではありません。
企画展・大宝蔵展に即して出品される場合があります。
画像の無断使用はできません。
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