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平成27年度秋期企画展 宥快・長覚没後600年記念「宝寿院の名宝」

特別展・企画展

【この企画展は終了しました】
平成27年度秋期企画展
宥快・長覚没後600年記念「宝寿院の名宝」
平成27年10月3日(土曜日)~平成28年1月11日(月曜日・祝日)
※但し、平成27年12月28日(月曜日)~平成27年1月4日(月曜日)は休館とさせていただきます。
※期間中、一部展示替を行います。
前期:平成27年10月3日(土曜日)~11月23日(月曜日・祝日)
後期:平成27年11月25日(水曜日)~平成28年1月11日(月曜日・祝曜日)
平成27年(2015)は、宥快・長覚両先徳が亡くなられて、ちょうど600年目になります。宥快・長覚は、室町時代に高野山教学の興隆に尽力し、その興隆は、のちに「応永の大成」と呼ばれるほどでした。宝性院院主であった宥快の学派は宝門、無量寿院院主であった長覚の学派は寿門と呼ばれ、当時の高野山の教学を二分する勢力でした。その後も塔頭寺院筆頭格として江戸時代まで続き、明治時代になり両院は合併し、宝寿院となりました。

宝寿院には、宥快・長覚両先徳の遺品も含めて、宝性院、無量寿院に所蔵されていた名品の数々が、今もなお伝わっています。そこで、両先徳没後600年を記念して、「宝寿院の名宝」と題し、宝寿院に伝わる文化財を紹介します。

主な出陳予定文化財

国宝
文館詞林残巻

宝寿院(前期)
重文
地蔵菩薩像
南北朝時代
宝寿院(前期)
重文
文殊菩薩像
鎌倉時代
宝寿院(前期)
重文
尊勝曼荼羅図
鎌倉時代
宝寿院(後期)
重文
六字尊像
鎌倉時代
宝寿院(後期)
重文
金銅三鈷杵(伝・覚鑁所持)
平安時代
宝寿院
県指定
瓜・筍図
室町時代
宝寿院
未指定
華鬘
宝寿院
未指定
宥快・長覚像
宝寿院
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以下のページより、無料でダウンロードできます。
左:重文 尊勝曼荼羅図 宝寿院[後期展示] / 右:重文 地蔵菩薩像 宝寿院[前期展示]
重文 金銅三鈷杵(伝覚鑁所持) 宝寿院
常設展示では、平清盛が自らの頭の血を混ぜて描いたという「両界曼荼羅図(血曼荼羅)」を復元再生した「想定色平成再生版曼荼羅図」を展示しております。
展示は、平成28年1月11日(月曜日・祝日)まで。

特別公開 仏頭(高村光雲作)11月29日(日曜日)まで
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